「普通だったら調子こいて『明日も勝ちます』と言うが...」
ソフトバンク先発の石川柊太(32)は、5回までオースティンのソロ本塁打1点に抑えるも、6回2死1塁の場面で打席にオースティンを迎えたところで降板。2番手・尾形崇斗(25)はオースティンを三振で仕留めたが、7回に宮崎にソロ本塁打を浴びるなどして、リードが広がった。
このような状況を踏まえ、高木氏は「DeNAは投げれば投げるだけ、中継ぎ陣は結果がうまくついてきている。ソフトバンクは投げれば投げるほど、結果が悪い方向に流れている。この投げれをどうやって止めるのかなというのが、ひとつのポイント」との見解を示した。
そして、試合後の三浦大輔監督(50)のコメントに注目し、次のように私見を述べた。
「DeNAは王手をかけて(本拠地に)帰りたい。三浦監督が最後のインタビューの中で、応援団のひとたちに言っていた。『明日も応援してください』と。普通だったら調子こいて『明日も勝ちます』と言うが、言わなかった。やっぱり慎重だった。相手を逆なでしないというか。そこは冷静だった」
互いに2勝2敗で迎えるシリーズ第5戦。ソフトバンクは大関友久(26)、DeNAはアンドレ・ジャクソン(28)が先発のマウンドに上がる。