ヤンキースファン「守備妨害」が波紋、前代未聞の暴挙 地元メディアは擁護「熱意がファンの心つかんだ」

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「自分の手をつかまれたことさえ気づかなかった」

    一方、地元ニューヨークメディア「ニューヨーク・ポスト」(ウェブ版)は、2人のファンの行動を「好意的」に報じた。

    ベッツの守備を妨害したことについて、「その熱意で少なくとも他のヤンキースファンの心をつかんだ」と指摘。

    そして、スタジアムでこの2人が強制退場させられたシーンを目撃したというファンのコメントを紹介。記事によると、取材に応じたファンは「ヤンキースを救おうとしてくれた彼は私のヒーローだ。これはワールドシリーズなんだから」と語ったという。

    米メディアによると、守備妨害を受けたベッツは試合後、淡々とプレーを振り返り「自分の手をつかまれたことさえ気づかなかった。全く問題ない」と語ったという。

    注目のワールドシリーズ第5戦は31日にドジャー・スタジアムで行われ、ヤンキースはゲリット・コール(34)、ドジャースはジャック・フラーティ(29)が先発のマウンドに上がる。

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