日本シリーズ初黒星ソフトバンク、球界OBが敗因分析 「ソフトバンクは勝手にチャンスをあげている」

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「DeNAは東がいい見本を見せてくれた」

    この日はDeNA先発・東克樹投手(29)が、ソフトバンク打線に10安打を浴びながらも無四球1失点に抑える好投。一方のソフトバンク投手陣は、DeNA打線を6安打に抑えるも、計8四球と制球に苦しんだ。

    高木氏は「ソフトバンクは1戦目、フォアボールを2個。2試合目は1個。それで勝ってきている」とし、「強いチームでも、フォアボールでピンチを広げたり、ミスが続くとこういう試合になる。DeNAは東がいい見本を見せてくれた。フォアボールを出すと、相手が強く、優秀なバッターが多いだけに、スキを突かれる」と解説した。

    クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージで阪神に2連勝し、ファイナルステージではリーグ優勝巨人を4勝3敗(1敗は巨人のアドバンテージ勝利)で下したDeNA。日本シリーズでは下剋上での日本一を目指す。

    横浜OBでもある高木氏は、「DeNAは(クライマックスシリーズで)場数を踏んできている。慣れもあるし、明日(30日)取ったら本当に分からなくなる」との見解を示した。

    注目の第4戦は、ソフトバンクが石川柊太(32)、DeNAはアンソニー・ケイ(29)が先発のマウンドに上がる。

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