任天堂の人気シリーズ「どうぶつの森」のスマートフォン向けゲームアプリ「どうぶつの森 ポケットキャンプ」のサービス終了に伴いリリースされる買い切り有料版「どうぶつの森 ポケットキャンプ コンプリート」の詳細が2024年10月28日に公開された。
「プレイヤーの情報やアイテム」引き継いで遊べるように
8月の発表では、11月29日をもってサービス終了となるが、セーブデータを引き継いでプレイできる有料版アプリを提供する予定だとし、ユーザーからの安堵の声が上がっていた。
10月28日に公開された「ポケ森を遊んでいる皆様へ『どうぶつの森 ポケットキャンプ コンプリート』のご案内」との動画で、有料版アプリの詳細が明かされた。
12月3日に発売予定の新しいアプリでは、基本的な遊び方は変わらず、アプリを購入し期限内にセーブデータを引き継ぐことで「プレイヤーの情報やアイテムなどがほぼそのままの状態でゲームを始めることができます」という。
アプリ移行に際し、一部使えなくなる機能もある。プレイを快適に行うための有料アイテム「リーフチケット」はすべて無くなるため、サービス終了までに使い切ることを勧めている。
一方で、形を変えて継続されるサービスも多い。
月額制の有料サービス「ポケ森友の会」も終了となるが、一部の機能を月額課金なしで楽しめるようになる。仲良しの「どうぶつ」を連れて歩いたり、キャンプ場のデザインなどを保存したりするなどの機能が対象だ。
通信を使ったフレンドとの「バザー」でのアイテム売買や、「ギフト」の贈り合いなども終了となる。しかし、プレイヤーの情報が反映されるカード「マイキャンパーカード」を通じてフレンドとゲームで再会することが可能だ。
「これまでのようにフレンドとリアルタイムで遊ぶことはできませんが、顔を見たりアイテムを受け取ったり、交流して楽しむことができます」という。