2024年10月24日に開催されたプロ野球ドラフト会議。満足できる指名となったのは今年、低迷したセパの球団だった。
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注目の明大・宗山塁選手は楽天が交渉権を獲得（写真：AP／アフロ）
ヤクルトは「即戦力右腕」中村優斗を一本釣り
3年連続最下位に低迷した中日は、ドラフト1位で4球団が競合した大学ナンバー1左腕・金丸夢斗（関西大）の当たりクジを、井上一樹新監督が引き当てた。
5球団が競合したアマチュア球界ナンバー1遊撃手・宗山塁（明大）は3年連続Bクラスの楽天へ。
即戦力右腕として評価が高かった159キロ右腕・中村優斗（愛工大）は2年連続5位のヤクルトが1位で単独指名に成功した。
アマチュア野球を取材するスポーツ紙記者は、
「中日は巨人、阪神、DeNAと同一リーグの球団と競合して、金丸の交渉権を得られただけに喜びが大きい。ヤクルトは単独で中村を1位指名できて大満足でしょう。宗山は10年に1人の逸材です。20代の伸び盛りの若手が多い楽天は成長するうえでいい環境だと思います」
と分析する。