「外野のノイズは無視しろ」外国人YouTuberが主張 電車内の迷惑ダンスに山梨県警も立件を検討

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威力業務妨害、軽犯罪法、県迷惑行為防止条例での立件を検討

   そこでは、富士急行線の電車内で、乗客が通路でダンスをする危険で迷惑な行為があったとし、こうした行為は「断じて容認いたしません」と述べた。

   富士山麓電気鉄道の総務部が10月25日にJ-CASTニュースの取材に答えたところによると、会社の関係者からSNS上に動画が投稿されていると21日に聞いて、防犯カメラの映像を調べた。

   すると、16日19時30分から20時30分にかけて、河口湖駅発大月行の普通電車内で、ダンスをしたり懸垂をしたりする様子が映っていた。SNS投稿の動画もそのときのものではないかと判断し、23日になって、山梨県警の富士吉田署に行って相談した。ユーチューブやTikTokなどSNSの運営に対しては、動画の削除要請を行い、一部で動画が見えなくなったのを確認したという。

   また、同社の顧問弁護士に法的措置を取るかどうか検討してもらっているとしている。

   富士吉田署は25日、取材に対し、富士山麓電気鉄道から相談を受けていると認めた。防犯カメラの映像提供も受けており、被害が特定できて立件できる場合は、被害届を出してもらうことを検討したいと明かした。男らの容疑としては、威力業務妨害、軽犯罪法違反、県迷惑行為防止条例が考えられるという。

   ところで、ダンスグループはなぜ、繁華街で今回のような迷惑行為を繰り返しているのだろうか。

   メンバーの1人は、TikTokの投稿動画で、次のように語っていた。

「外野のノイズは無視しろと言っている。自分自身に集中すればいい。周囲のネガティブな声を気にするな。それを気にしていたら、ユーチューブは続けられない。TikTokも同じだ。こんなにフォロワーのいる自分ではなくなるんだよ」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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