感染症で右腕切断の手術を受けた元プロ野球選手の佐野慈紀氏が2024年10月22日、「このところ体がかなりきつい。血圧の変動がすごくて首から上が痛くなる」などとブログで近況を明かした。
8月に退院「ようやくシャバに」
プロ野球時代は、近鉄、中日で投手として活躍した佐野氏。近ごろの体調をめぐっては、23年4月に右足中指の感染が発覚、緊急のため右足中指を切断し、治療のため強制入院生活が始まったとブログで伝えていた。
長期療養の結果、回復していたものの、同年12月に感染症が足から指先に移転した。壊死が確認され指先を2本切断し、24年1月には心臓弁膜症も発覚。4月30日までに右手の機能を残すために治療を続けるも感染症が進み、5月に右腕切断の手術を受けると明かした。
以降、佐野氏は術後の経過を定期的にブログで報告してきた。8月15日には、「さてさて体調は安定しています。右腕の傷口もだいぶ塞がってきました。人間の回復力は素晴らしいですね。永らく続いてる入院生活。ようやくシャバに戻る事になりました」と退院の旨を記し、「実生活への不安は多少ありますが 少しは元気な姿を見せれるかな」などとつづっていた。