「iPhone」は若い女性と「LINEMO」、「Android」はおじさんと「楽天モバイル」に多いのはなぜ? シェアは五分五分だが

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若い女性はブランドでiPhone、目の肥えた年配男性は機能性でAndroid

   J‐CASTニュースBiz編集部は、MMD研究所の調査担当者に話を聞いた。

――iPhone派とAndroid派、五分五分の結果が出ましたが、若い世代ほどiPhoneが多く、しかも10~20代女性のほとんどがiPhoneです。なぜ、若い女性にiPhoneが人気なのでしょうか。

調査担当者 若年層にiPhoneが人気な理由としては、周りにiPhone利用者が多く、iPhoneのほうが写真の共有をはじめ、同じアプリや操作で使用しやすいことや、Appleのブランド力の高さが挙げられます。

特に、若い女性はスマホを通してSNSで周囲とつながる場面が多く、周りがみんなiPhoneだからiPhoneにするという人も多いと考えられます。また、iPhoneのほうがケースなどアクセサリーの種類が豊富であることも人気の要因であると思います。

――一方、Androidは年配者に、それも男性が多い傾向がはっきり出ていますね。

よく「iPhoneはブランドで買う。しかし、Androidは多くのメーカーがしのぎをけずり、多様性があるため、操作性などさまざまな機能面で買う。だから、スマホに目の肥えた男性や年配者が多い」と言われますが、こうした見方についてはどう思いますか。

調査担当者 ご指摘のように、スマホ端末のようなガジェットに対してリテラシーが高いのは男性が多いです。また、年齢が上がるにつれ、周りが使っているとか、ブランドや見た目がよいというような理由ではなく、機能性や価格で端末を選ぶようになる方が多いと考えられます。
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