プロ野球巨人でヘッドコーチを務めた野球解説者の元木大介氏(52)が2024年10月23日までにユーチューブを更新し、巨人・岡本和真内野手(28)の大リーグ挑戦について私見を述べた。
「メジャーに行きたいのなら行ってほしい」
岡本は智辯学園高校から14年ドラフト1位で巨人に指名されて入団。4年目の18年シーズンにレギュラーに定着すると、以降7年にわたりチームの主砲として100試合以上の出場を果たしている。
今シーズンは143試合に出場して打率.280、27本塁打、83打点をマーク。チームはリーグ優勝を果たしたものの、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで、リーグ3位のDeNAに対戦成績3勝(1勝はアドバンテージ)4敗で敗れ、日本シリーズ進出を逃した。
巨人では、菅野智之投手(34)が今オフに海外フリーエージェント(FA)権を行使して大リーグに挑戦することを表明しており、岡本の今後にも注目が集まっている。
19年に巨人のコーチに就任し、20年から2年間ヘッドコーチを務めた元木氏。23年シーズンまで指導者として岡本とともに戦った経験を持つ。
番組スタッフから「岡本選手は将来的にメジャーリーグに行くと思いますか?」と問われると、元木氏は「行くと思います。彼もメジャーの野球を視野に入れていると思う。行きたいのなら行ってほしい」と私見を述べた。
「短い野球人生の中で悔いなくやってほしい」
岡本は23年に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に日本代表として出場。大会では、大リーグのロサンゼルス・ドジャースで活躍する大谷翔平選手(30)とともに戦い、日本を世界一に導いた。
元木氏は大谷の大リーグでの活躍を振り返り、「(岡本は)あそこまでの活躍は無理だと思う」とし、「大谷選手の活躍は日本人としてうれしいこと。(岡本には)それ以上の活躍をしてほしいし、それに近付ける成績を残してほしい」と語った。
現役時代、自身の実力を踏まえ、大リーグ挑戦は考えていなかったという元木氏。岡本の大リーグ挑戦を後押しする理由について、次のように説明した。
「僕は(記録を)残せなくてもメジャーに挑戦したというだけで良いと思う。ダメだったらまた日本に帰ってきて頑張ったらいいと思う。『我がままなこと、勝手なことをしてるんじゃねえ』と言われるかもしれないけど、野球を40(歳)までやるのはすごいこと。辞めてからのほうが人生長い。短い野球人生の中で、悔いなくやってほしい」
そして、送り出す立場の巨人については、こう語った。
「メジャーに行ってダメだったら日本に帰ってきて、例えばジャイアンツの選手が行ってダメだったら、もう1回ジャイアンツが『帰って来いよ。またやろうぜ』と言う声をかけてほしいと思う」
チームの主砲として7年間、打線をけん引してきた岡本。果たして近い将来、大リーグ挑戦はあるのか。動向に注目が集まる。
/
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) October 18, 2024
一刀両断
\
これが巨人の4番#岡本和真 先制そして逆襲のホームラン
⚾プロ野球(2024/10/18)
???? 巨人×DeNA
????Live on DAZN#DAZNプロ野球 #ここがMAX#giants pic.twitter.com/SUosedU1LB