「小林誠司の考え方は間違っていない」球界OB断言 オースティンに「痛恨」被弾も...「菅野は納得の表情」

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「流れが巨人に傾いたと思った矢先に...」

   「流れが巨人に傾いたと思った矢先の7回表。2ボール1ストライクからオースティンが外高めの真っすぐをセンターの右にホームラン。すぐに勝ち越してくれた。これはバッテリーの考えは間違っていなかったと思う。バッテリーというか、小林(誠司)の考えは。小林はインサイドに構えていた。それが逆球になった。だからホームランを打つことができた」

   ファイナルステージ初戦は、巨人先発・戸郷翔征(24)が好投するも、4回に佐野恵太外野手(29)にソロ本塁打を浴びた。これが決勝点となり、チームは0-2で黒星。初戦の戸郷に続き、第2戦もエースが一発に泣いた。

   高木氏は「菅野も打たれた後の表情」と切り出し、こう続けた。

   「『これは俺が投げミスした。当然だなというふうな』。やっぱりエースだな。納得している表情をみせていた。これは痛い1点だった。同点に追いついだだけに、流れは巨人にあっただけに、この1球の間違いを4番に犯した。それをきっちり決めたオースティンの素晴らしさ。首位打者を取っただけある」

   ファイナルステージ2連敗で苦しい状況に追い込まれた巨人。打線が沈黙する現状を踏まえ、高木氏は「長野(久義)を使ってみたり、ちょっとベテランの力がいるかな。経験値の高い人の力がいるのかなというのを感じる」と提言した。

   第3戦の先発は巨人がフォスター・グリフィン(29)。3連勝を狙うDeNAは吉野光樹(26)が先発のマウンドに上がる。

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