Xの利用規約変更&ブロック機能「改悪」にユーザー困惑 中川翔子も疑問つづる

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   大手SNS「X」が2024年10月17日、ユーザーらに向けてブロック機能の仕様変更を発表した。あわせて11月15日をもってXに投稿された情報の取り扱いなどを含む利用規約を変更するともしており、ユーザーらから賛否の声が上がっている。

   そのひとりがタレントの中川翔子さんで、同日、ブロック機能の仕様変更について疑問をつづった。

  • 利用者に送信された通知。ブロック機能の変更が波紋を広げている
    利用者に送信された通知。ブロック機能の変更が波紋を広げている
  • 中川翔子さん。「関わるべきでない人から閲覧できなくて良いと思う」と持論を展開し
    中川翔子さん。「関わるべきでない人から閲覧できなくて良いと思う」と持論を展開し
  • 利用者に送信された通知。ブロック機能の変更が波紋を広げている
  • 中川翔子さん。「関わるべきでない人から閲覧できなくて良いと思う」と持論を展開し

ポスト見られたくないなら「鍵」かけるしかない

   Xはユーザーらに向け「まもなくブロックが変わります」とのお知らせを発表した。

「ポストを公開に設定している場合、ブロックしたアカウントはポストを表示できるようになりますが、エンゲージメントを行うことはできません。ポストを表示できるユーザーを制限する必要がある場合は、引き続きアカウントを非公開にできます」

   これまでのブロック機能の場合、X上で相手をブロックした場合、ブロックされたアカウントはブロックした側の投稿を閲覧することができなくなり、「いいね」や「リポスト(拡散)」「引用リポスト」などが行えなくなる。

   しかし、仕様変更後は、ブロックされたアカウントはエンゲージメント(「いいね」や「リポスト」など)は行えないものの、ブロックした側の投稿を閲覧することはできるようになる。今後は、ブロックした相手に自身の投稿を見られたくない場合、アカウントに鍵をかけ非公開にする必要がある。

   インターネット上の付きまとい対策などでブロック機能を利用しているユーザーも少なくないことから、困惑の声が相次いだ。

   ポリシーの変更自体は少し前に発表されていたものの、17日に多くのユーザーらへの周知が行われたことから、「ブロック改悪」「ブロック貫通」といったワードがトレンド入りするなど注目を集めたようだ。

   なお、23年にツイッターを買収しサービス名を「X」に改めたイーロン・マスク氏は、以前からブロック機能に反対だと主張しており、将来的なブロック機能の廃止を示唆していた。

「関わるべきでない人から閲覧できなくて良いと思う」

   今回の仕様変更を受け、中川さんは「ブロック機能変更はなぜ、、」と困惑する胸中を明かした。

   「人生って合わない人や攻撃してくる人と関わらない方がいい選択できること必要だと思う 一回しかない人生おかしい人に時間奪われたくないし実際異常な人に絡まれたり執着されたりの被害がトラウマになっている、関わるべきでない人から閲覧できなくて良いと思う」とし、持論をつづっている。

   Xの仕様変更をめぐっては、利用規約の変更にも注目が集まっている。

   同日公開された新たな規約によると、「ユーザーの権利およびコンテンツに対する権利の許諾」においてXに投稿したテキストや画像について、「改善する権利(生成型か他のタイプかを問わず、当社の機械学習や人工知能モデルへの使用やトレーニングなど)」をXが保有するとしている。

   Xユーザーらからは、「これさ、ゲームのスクショもされちゃうからゲーム会社大丈夫なん......?」「えー、ここにイラスト上げるとAI学習OKになるの? マジで? 何考えてるねんホンマに」など、意図せず自分が投稿したイラストや写真などのデータをはじめ、ゲームのスクリーンショット等をAI学習に利用されてしまうのではないかとの不安の声が上がった。

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