映画『釣りバカ日誌』シリーズやテレビドラマ『おんな太閤記』『白い巨塔』などで知られる俳優の西田敏行さんが2024年10月17日、死去した。76歳だった。複数メディアが報じている。
「最高の役者さんだった。まだまだ、演技が見たかった」
報道によると、17日12時過ぎ、西田さんが東京・世田谷区の自宅のベッドで冷たくなっているところを関係者が発見し通報したという。
03年3月には心筋梗塞のため緊急入院、16年2月には自宅ベッドから転落して首を痛めるなどもあったものの、24年10月8日には映画『劇場版ドクターX FINAL』(12月公開予定)の完成報告会見に出席し、元気な姿を見せていた。
西田さんは俳優としてはもちろん、「探偵!ナイトスクープ」(朝日放送)の2代目局長としてバラエティ番組でも活躍。大ヒットした『もしもピアノが弾けたなら』など歌手としても知られる。
突然の訃報に、視聴者からは「西田敏行さん、亡くなられたのすごく悲しい。温かくて、優しくて、でも、凄みがあって、お茶目な役も、頑固な役も、どんな役も自分のものにできて、歌もうまくて。最高の役者さんだった。まだまだ、演技が見たかった」「小学生の頃に見た釣りバカ日誌のハマちゃんから、大河ドラマや三谷幸喜監督作品にナイトスクープの局長と様々な場面で活躍されてて、温和で情に厚い方と親しみのあるイメージを持っていたので、まるで親戚のおじさんを亡くなってしまったかのようです」など、悲しみの声が相次いでいる。Xでは、「西田敏行さん」「ドクターX」「浜ちゃん」「池中玄太80キロ」など、代表作に関連するワードなども続々とトレンド入りしている。