完封負け巨人は「あまりにも慎重すぎた」 球界OBが指摘する「試合勘」の欠如...「普通だったら引っ張ろうとするが...」

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「オコエがボール球を振った」

   CSファーストステージ第2戦から中2日のDeNAに対して、巨人は10月2日のDeNA戦がリーグ戦最後の試合だった。約2週間、実戦から遠ざかっており、高木氏は試合間隔が空いたことで試合勘が鈍ったと指摘した。

   そして、「DeNAの勢いと、思い切りのよさに圧倒された」と、試合全体を振り返りながら初回の攻撃に言及。

   「巨人は久しぶりのゲームで入りが難しかったと思うが、あまりにも慎重すぎた。ただ初回だけは、慎重にいかなければいけなかった。オコエ(瑠偉)がボール球を振った。あれがフォアボールになっていれば、どうなったんだろうというボールだった。ちょっともったいなかった」

   初回、ケイの制球が安定せず1死から2番・増田大輝内野手(31)が四球で出塁。続くオコエ瑠偉外野手(27)は、3ボールノーストライクからの4球目を見逃し、5球目のカットボールを空振りした。その後、3球ファールで粘るも結局三振に倒れた。

   スポーツ紙の報道によると、初戦を落とした阿部慎之助監督(45)は「横浜の勢いを感じながらやることができました」と語り、完敗を認めたという。

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