名古屋・栄を拠点に活動するSKE48が2024年10月12日から14日にかけて、名古屋市内で16周年記念コンサートを開いた。
今回は、年代ごとに「07年~12年」「13年~17年」「18年~24年」と区切って楽曲を披露する趣向。最終日の14日には「あの頃の君を見つけた」「愛のホログラム」といった最近のヒット曲を披露した。
24年末には、2期生としては最後の現役メンバー、斉藤真木子さん(30)が卒業を予定しており、終盤には同期の卒業生がサプライズで登場。その中には、元セクシー女優のタレント・三上悠亜さん(31)もおり、会場には「おおー!」と、地鳴りのようなどよめきがこだました。
SKE48時代は「鬼頭桃菜」名義で活動、「ももにゃ復活!うれしい~!」
2期生は09年にSKE48に加入。そのひとりが三上さんで、本名の鬼頭桃菜(きとう・ももな)名義で活動。グループを14年4月に卒業した。15年6月にセクシー女優に転身し、23年に引退していた。
アンコール後の斉藤さんの卒業セレモニーでは、1期生の佐藤実絵子さん(38=15年卒業)が作詞作曲した「僕らの絆」を歌唱、2期生9人が姿を見せると、大きな歓声が上がった。
三上さんがSKE48のコンサートに出演するのは、卒業してから初めて。「大丈夫そう?私」という三上さんに、斉藤さんらは「大丈夫」。三上さんは、リハーサルの時に同期から
「『ももにゃ』って呼んじゃいけないの?」「『ももにゃ』じゃダメ?」
と言われて
「全然『ももにゃ』でOKだよ!」
と応じたといい、斉藤さんは「ももにゃ復活!うれしい~!」と喜んでいた。
「卒業後も自分の道で活躍していたり、自分の道を突き進んでいるメンバーばかり」
三上さんの他に駆け付けたのは、赤枝里々奈さん(28=13年卒業)、石田安奈さん(28=17年卒業)、磯原杏華さん(28=16年卒業)、内山命さん(28=19年卒業)、加藤るみさん(29=16年卒業)、高柳明音さん(32=21年卒業)、古川愛李さん(34=15年卒業)、向田茉夏さん(28=14年卒業)、斉藤さんは9人の同期を前に、改めて感謝の言葉を口にしていた。
「本当にそれぞれが卒業後も自分の道で活躍していたり、自分の道を突き進んでいるメンバーばかりなので、本当に私も自慢の同期だなと思うし......。みんな一緒にスタートしたんですけど、それぞれの場所で、みんなで頑張れているという背中を見ながら、私も15年間SKE48として頑張ってこれた。ついに卒業ということで、みんなに迎えにきてほしいなと思って、今日は『僕らの絆』の歌詞のとおり、みんなとこの場所で会うことができて、本当にうれしかったです」
(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)