「スマホの2台持ち」10代女性で2割以上、中年男性で2割弱 どう使い分けている?メリットは?

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2台持っても高額にならないペアプランを利用

   J‐CASTニュースBiz編集部は、調査を行なったモバイル社会研究所の近藤勢津子さんに話を聞いた。

――2台以上持ちの割合がここ12年で微増だが、10数%前後で大きな変化がないとあります。変化がない理由はなんでしょうか。近年、スマホ市場が飽和状態と言われていることに関係しているのですか。

近藤勢津子さん 12年前は、ガラケーといわれる「フィーチャーホン+1」が主流でした。現在は「スマホ+1」が主流となっています。

スマホ市場が飽和、ということではなく、複数台数を利用するニーズが現状は一定数、ということかと思います。

――しかし、そもそもの疑問ですが、会社から仕事用スマホを別途支給されるならともかく、個人が自腹を切って2台以上持つ必要性はどこにあるのでしょうか。携帯料金もバカになりません。2台以上持つメリットは何でしょうか。

近藤勢津子さん 複数台所有のメリットは、やはり「使い分け」になるかと思います。

1台目のメインスマホはメッセージ、音声電話などに使いつつ、2台目のスマホやタブレットは動画やSNS、ゲーム、データ保存用などに利用、というような使い方です。

また、料金についても、2台持っても高額にならないプランが用意されています。たとえば、NTTドコモの例では、データプラスのペアプランで、毎月税込み1100円プラスですむものがあります。
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