井上尚弥は「WBAタイトルを放棄するか、訴訟になるだろう」 アフマダリエフ陣営「指名挑戦権」主張【米メディア】

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「WBAの番が回ってくるまでずいぶん時間が経っている」

   「ボクシングシーン」によると、イングリッシュ氏は「WBAの番が回ってくるまでずいぶん時間が経っているし、私たちは穏やかな眠りにつくつもりはない」とし、「井上は(WBA)タイトルを放棄するか、訴訟になるだろう」と、法的措置を辞さない構えを見せたという。

   アフマダリエフは20年1月にIBF・WBA世界スーパーバンタム級王座を獲得し、22年6月までに3度の王座防衛に成功していた。当時、バンタム級からスーパーバンタム級に階級を上げた井上の対戦候補に挙がるも、23年4月にマーロン・タパレス(フィリピン、32)に敗れて無冠となった。

   アフマダリエフに勝利し2団体統一王者となったタパレスは、23年12月に井上と4団体王座をかけて対戦。モンスター相手に果敢にパンチを繰り出すも、10回KO負けで王座を失った。

   タパレスに敗れたアフマダリエフは、23年12月にWBA世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦を行い、ケビン・ゴンザレス(メキシコ)に8回TKO勝利で井上への挑戦権を獲得。以降、井上との対戦待ちの状態が続いており、メディアを通じて再三、井上を「挑発」している。

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