杉田水脈前衆院議員が2024年10月13日、これまで比例単独で当選してきたことへの批判に対して、Xで含みのある反応を示した。
杉田氏は10月12日に開いた記者会見で、25年夏に行われる予定の参院選に全国比例で立候補する意向を示している。参院選の全国比例は政党名か候補者名を書いて投票する仕組みで、「名前を書いていただける選挙に挑戦したい」と笑顔の顔文字つきで書き込んでいる。
「杉田氏は比例単独だったので、彼女の名を書いて票を投じるわけではない」
裏金問題に端を発した衆院選への公認に注目が集まる中、杉田氏は12日、山口市で記者会見を開き、衆院選ではなく25年の参院選に立候補する意向を表明した。
こうした中、杉田氏が反応したのはフォトジャーナリストの安田菜津紀さんが10日、Xに投稿した「杉田水脈氏が衆院選に出ないのはいいとして、そもそもなぜ今に至るまで議員を続け、公人でいられたのかが問題だと思う」などとする意見だ。
安田氏は「『有権者に選ばれたのだから』という投稿を見かけたけれど、杉田氏は比例単独だったので、彼女の名を書いて票を投じるわけではない」と杉田氏の比例当選を批判していた。