「保育園でDJ」タイミーでの求人が話題 応募したボカロPに聞くと「保育士さんも一緒になってみんなで踊って...」

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保育園でのDJ「いい経験になった」

   当日のセットリストはどうだったのか。んべべ商会さんによると、曲目と順番はこうだ。「夢をかなえてドラえもん」(mao)、「エジソン」(水曜日のカンパネラ)、「アンパンマンのマーチ」(ドリーミング)、「劣等上等」(Giga feat. 鏡音リン・レン)、「ジャンボリミッキー!」、「Bling-Bang-Bang-Born」(Creepy Nuts)。

   選曲の理由として、普段からDJをする際は(1)有名な曲、(2)有名かつ踊れる曲、(3)自分の好きな曲――を選んでいると明かす。そこで、今回はこんな構成に。

   (1)有名な曲として「夢をかなえてドラえもん」、「エジソン」、「アンパンマンのマーチ」、(2)有名かつ踊れる曲として「ジャンボリミッキー!」、「Bling-Bang-Bang-Born」、(3)自分の好きな曲として「劣等上等」を選んだという。

   最初は有名な曲、間に自分の好きな曲、最後に踊れる曲。そんなマイルールを意識しつつ、相手が流した曲の速さに合わせた結果、今回の順番になった。

   子どもたちの様子は、飛び跳ねるなどして自由に音楽を楽しんでいたという。曲によって反応は異なったが、知らない曲だから盛り上がらない、というわけではなかった。

   例えば、「劣等上等」はメジャー曲ではないが、「リズムが一定で、盛り上がる系の曲なので、子どもたちは(曲を)知らなくても音楽に合わせて飛んだりするなどノッてくれていました」と話した。

   んべべ商会さんは、今回のアルバイトについて、「いい経験になった」と振り返る。

「音楽に対してフラットな反応をもらえて、『この曲にこんな反応をもらえるんだ』と新鮮でした。それがすごく楽しかったですし、園児たちもすごく楽しそうでした。特に『ジャンボリミッキー!』の時は保育士さんも一緒になってみんなで踊って。その場が楽しい空間、という感じでした」

   んべべ商会さんは、今回の経験を経て、「子どもたちが純粋に音楽を楽しんでくれるから、自分も子どもたちを喜ばせるような曲を作ってみたいなと思いました」と話した。さらに、DJとしても「DJってもっといろいろな場面でできるんだと感じました。今回の保育園に限らず、例えば小学校、中学校、高校などで、音楽の楽しさを伝えることができるのかなと思いました」といい、「今後もいろいろな場面でのDJに挑戦してみたい」と明かした。

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