チームは「家族のような存在」
―― AKB48ではチーム制がなくなりました。やはりチーム制はあった方がいいと思いますか。
熊崎: それぞれのグループによって良さがあると思いますが、私たちは、チームがあることをすごく嬉しいことだと思っています。家族のような存在です。チームごとに、それぞれひとつになりつつ、そのひとつがSKE48全体のコンサートとかで重なり合って、さらに大きくなる......というのは強いと感じます。
―― SKE48のコンサートでは、チームごとに特色を生かしたパフォーマンスをする場面がありますね。太田さんはTeam KIIのリーダーですね。
太田: 24年夏にはチームごとのライブツアーがあり、Team KIIでも、11期生(22年加入)と12期生(23年加入)を加えた新体制で臨みました。ファンの方からは「すごくKIIの良さを感じた」といった声を多くいただきました。もちろん今回のセットリストの中でも、「かわいい」「かっこいい」といった色々な種類の楽曲を詰め込んだのですが、KIIの色や魅力がしっかり届いたライブにできたと思います。熊崎さんも話していたように、チームがあることによってお互いに刺激をもらえたりできると思うので、チームの色を生かしつつ、SKE48全体をもっと盛り上げていけたらいいなと思います。16周年のコンサートでは、もっとファンの方に「今後もSKE48を応援したい」「まだまだこれからだ」と思ってもらえるものを届けたいです。