杉田水脈前衆院議員が2024年10月11日、Xで靖国神社を参拝したことを報告し、次期衆院選について「次に繋がる選択をすることにしました」とつづった。
複数報道によると、自民党は杉田氏を次期衆院選(15日公示、27日投開票)の比例名簿に載せない方向で調整しており、杉田氏は25年の参院選への立候補を検討しているという。
10日には「あなた方がいくら騒ごうが、私にはなんの影響もありません!」
杉田氏をめぐっては、石破茂首相がいわゆる「裏金議員」について、衆院選での比例代表への重複立候補を認めない方針を示したことで、次期衆院選への動向が注視されている。自民党は9日朝、14人を比例単独で公認することを発表したが、この中に杉田氏は含まれていなかった。
杉田氏は裏金事件で計1564万円の不記載があったとして、党役職停止6か月の処分を受けており、この処分期間が明けたばかりだ。
しかし、自民党山口県連は、次期衆院選の比例中国ブロック単独候補として杉田氏を擁立するとして党本部に公認申請を行ったことを発表。このことを疑問視する声が相次いだ。
10日には、杉田氏を批判する研究者らが記者会見を開き、公認候補としないよう求めたとするネットニュースを引用し、「自民党が私を公認しようがしまいが、あなた方とあなた方を支援する人達は、与党には絶対投票しませんよね? ということは,あなた方がいくら騒ごうが、私にはなんの影響もありません! ということです。お疲れ様ですっ(笑)ところで、その会議室、予約したのはどなたですかー?」と、あおるようにコメントした。