10代若者4割超「対面で話すより、SNSのほうが自分らしくいられる」 リアルな人間関係は苦手なのか

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メッセージ、絵文字、写真を使いながらSNSでやりとりする「気楽さ」

   J‐CASTニュースBiz編集部は、調査を担当したモバイル社会研究所の小島誠也さんに話を聞いた。

――「対面で話すより、SNSでのやりとりのほうが気が楽だ」という人が全体で半数超、特に10~20代で6割超もいるのは、ズバリなぜでしょうか。私個人は70代ですが、50代でも4割いることが理解できません。
「対面で話す」という問いかけだから、当然知っている相手が対象と思われますが、それだけリアルな人間関係が希薄になっているということでしょうか。

小島誠也さん 面と向かって話しづらいことであっても、メッセージや絵文字、写真などを使いながらSNS上でやりとりするほうが、「気が楽」ということもあるかと考えられます。

この調査からは、生の人間関係が希薄になっているかどうかについて分かりません。SNSは、自分や相手の場所や時間を意識せず、自分の空き時間に利用できるという点も、「気が楽」ということに関係しているかもしれません。

――「対面で話すより、SNSのやりとりのほう楽しい」という結果も、「気が楽」に似ていますが、割合が低くなっていますね。これは、逆にいうと、「対面で話すほうが、SNSでのやりとりより楽しい」という人が、半数以上いると理解してもいいのでしょうか。
つまり、まだまだ人間関係が希薄でないと希望と持っていいのかどうか...。

小島誠也さん SNSのほうが楽しいという割合が低い分、対面のほうが楽しいと考える人がいるというように理解ができます。ただし、こちらの結果からも人間関係が希薄かどうかということについて言及することはできません。
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