なぜ西武のFA流出が続くのか? FA移籍経験者が明かす「本音」...球団との交渉は「ちょっとショックだった」

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「1年でいったら5000万円くらい違います」

   西武はFAで他球団に移籍する選手が多く、最近では山川穂高内野手(32)が23年オフに西武からソフトバンクに移籍。細川氏もFA移籍をしたひとりで、08年オフにFA権を行使してソフトバンクに移籍した。

   細川氏はFA移籍の際に、西武よりもソフトバンクの評価が高かったことを明かし、提示された年俸の違いを明かした。

   「お金の部分は全然違いますね。1年でいったら5000万円くらい違いますね。(ソフトバンクに)何を評価されたかというと、打つ方はソフトバンク戦でよく打っていたので。キャッチャーのことをすごく評価してくれたが、西武ではそこまで評価してもらえなかった」

   そして、西武との交渉内容にも触れ、当時の心境を素直に語った。

   「(西武には)現状維持でと言われた。『FAの話をしに来たんですよね?』と。10分くらいで終わりました。FA権を取得して、『FAの話を話そうか』と言われて球団に行ったら、現状維持と言われて『えっ』となって、『FAは関係ないのか?』と。あれはちょっとショックでしたね」

   細川氏の発言を受けた大久保氏は「俺はそこだと思うよ、ライオンズは。FAに対して、出ていく人には『どうぞ』という姿勢があったら」と指摘。これに対して細川氏は「あの時はあっけにとられた感じでした」と当時を振り返った。

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