楽天・今江敏晃監督、来季「続投未定」報道に 高木豊氏が私見...CS進出逃すも「1年で何ができる?」

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「来季白紙だって言われたら、言われた監督の身にもなってみろよ」

   高木氏は、就任1年目にしてセ・パ交流戦で球団初の優勝を果たした今江監督の手腕を「それなりにインパクトを与えたシーズン」と評し、次のように持論を展開した。

   「監督が士気の下がるようなことをやったとか、そういうのだったら別だけど、結構ちゃんと戦ったと思う。それでクビになるのなら、あそこで監督をやるひとはいないんじゃないの? 人生が変わっちゃう。今江はそのままコーチからの昇格だったから、人生が変わるというよりも給料がちょっとだけ上がっただけで済んだが、外から呼んだ人はいろんなところと人脈とか道を作っている。それをゼロにして行くという人は、もういないんじゃないかな。ちょっとバカにしすぎだよ。1年で何ができるんだよ」

   高木氏は今シーズン、Bクラスに終わった要因のひとつに、先発投手の不足を挙げた。今シーズンのチーム防御率3.78と、577失点はいずれもリーグワーストで、来シーズンの課題は明確だ。

   今シーズンの今江監督の戦いぶりについて「注文するのは熱さ。遠慮しているような気がする」と指摘した。

   続けて、「ここでまた1年で監督が代わるって、白紙だって言われたら、言われた監督の身にもなってみろよ。2年契約があるのに。やる気がなくなる。チームに愛情がなくなる。選手にではなく、球団に対しての。そういうことはマイナスに作用するから、そこらへんは避けてほしい」との見解を示した。

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