「『適正化』とか...謝罪することに、抵抗あるのですか?」
多くの指摘を受け、首相官邸公式Xは6日、元となるポストに続ける形で「10月5日の投稿について、一部、表現の適正化を行いました」と投稿し、過剰な敬語を除いた文章を公開した。
訂正によって批判は収束するかに思えたが、「『適正化』とか...謝罪することに、抵抗あるのですか? そんなプライドいりません」「これもおかしいですよね。なぜ謝罪が出来ないんですか?」など、表現の訂正に際し「適正化」とした表現に疑問の声が寄せられた。
7日午前に行われた林芳正官房長官の定例会見では、修正に至った経緯とSNSの運用体制について尋ねられると「総理について敬語を用いた投稿があり、投稿翌日に表現を適正化したと、そういう風に承知をしております」と「適正化」との表現を用いた。
その上で、「SNSの発信にあたっては、内閣広報室において確認して投稿をしております」。今後については、「本件を受けまして、私からも改めて適切な情報発信を行うよう指示をしたところでございます。今後も総理の動静を含めた政府の重要政策の適正な発信に努めて参りたいと考えております」としている。