ホットヨガ大手LAVA、レプリコンワクチン「シェディング」懸念を主張 接種者「入店拒否」で波紋広がる

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店舗運営側「回答するかどうかは確約できません」

   LAVAの「入店拒否」については、反ワクチンの支持者らからはX上などで賞賛の声が上がる一方、「接種者差別するのはどうなのか?」と疑問や批判も次々に出るなど、様々な意見が書き込まれている。

   厚労省の公式サイトでは、「新型コロナワクチンQ&A」のページで、シェディングの可能性について、「体内で無限にタンパク質が作られることはなく、他の方にワクチンの成分が伝播するといった科学的知見はありません」と否定している。Meiji Seika ファルマの公式サイトでも、「ワクチンQ&A」のページで同様の説明をしている。

   LAVAの対応について、同省の予防接種課は10月4日、J-CASTニュースの取材に対し、「個別の企業へコメントは差し控えさせていただきます」としたうえで、こう話した。

「レプリコンワクチンは、薬事承認の段階で安全性・有効性を確認しており、定期接種は、審議会で確認して使用に了承を得ています。国民の皆様には、冷静な対応をお願いします。正しい情報に基づいて、ご判断いただきたいと考えています」

   また、同省の医薬品審査管理課は同日、シェディングに関する臨床研究が行われていないことは取材に認めたが、その理由については、科学的に起こり得ないと考えていることを挙げた。

   レプリコンワクチン接種者への「入店拒否」については、福岡資麿厚労相の4日の会見でも、記者から質問が出た。福岡氏は、ネット上の様々な意見は承知しているとしたうえで、こう述べた。

「今後も、科学的な知見の収集に努めるとともに、専門家によるワクチンの安全性の評価を適切に行い、新たな知見が得られた場合には、速やかに医療機関に情報提供するなど必要な対応を行ってまいりたいと考えております」

   ベンチャーバンクホールディングスの広報担当者は同日、取材に対し、「LAVAを運営する子会社に申し伝えますが、回答するかどうかは確約できません。必要があれば、子会社から連絡があると思います」と説明した。回答があれば、追って伝える。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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