男性教諭の処分は「厳重注意しておきます」
翌日、学校側から動画の男性について、「我が校の教諭で間違いない。本人にも確認を取り、認めております」と連絡があった。男性教諭の処分を尋ねると、「厳重注意しておきます」との回答だったという。
「生徒にこんなことしておいて、ほかの生徒も保護者もこの事実を知らず、先生に処分といった処分も下されていない状況が許されるわけがない」と感じた投稿者は、処分の再検討を求めた。しかし学校側からは連絡がなく、2週間後に投稿者から問い合わせると、校長から
「本校にて厳正かつ適切に対処してまいります。 ただ、恐れ入りますが、個人情報保護の観点から校内の事情をお伝えすることはできかねます旨、ご理解お願いいたします」
とのメールが届いたという。
処遇が明かされない回答に、「問題となっている教諭の行動については、世間に周知させる必要がある」と感じた投稿者。SNS等に公開することを学校側に伝えたうえで、自身のXで動画を拡散した。ある新聞社にも情報提供したところ、警察に通報し事件化することをアドバイスされ、警察署にも事情を話したという。警察は「事件として捜査する」と話しているという。
Xでは、動画が拡散され大きな反響を呼ぶと同時に、投稿者への誹謗中傷も増えた。そのため、投稿は削除したという。