「韓国選手たちは今年概ね残念な1年を過ごした」
韓国出身の今シーズンを総括した「オート・トリビューン」は、「『メジャーリーガー苦難の1年』コ・ウソク、イ・ジョンフ、キム・ハソンともに期待以下だった」とのタイトルで記事を公開した。
記事では「米国でプレーした韓国選手たちは、今年おおむね残念な1年を過ごした」と指摘し、イやコの今シーズンの成績に言及。
そしてもう1人、大リーグ4年目のキム・ハソン内野手(パドレス、28)の成績には、落胆を隠さなかった。
キムは8月に右肩を負傷し戦線離脱した。大リーグ公式サイト「mlb.com」によると、キムは右肩の出術を受けるため、プレーオフ出場が不可能になったという。
キムは今シーズン121試合に出場し、打率.233、11本塁打、47打点だった。昨シーズンは、ユーティリティ部門でゴールドグラブ賞に輝き、今シーズンの活躍が期待されたが、不本意なシーズンに終わった。
「オート・トリビューン」は、今シーズンのキムに関して「韓国選手の中で最も大きな期待が寄せられた」とする一方で、「昨年に比べて打撃の生産性が減少し、守備はまだ健在だったが、ゴールデングラブ賞を受賞した昨年のレベルには達していなかった」と指摘した。
これまで多くの韓国出身大リーガーが誕生しており、今シーズン、大谷翔平選手(30)に破られるまで、大リーグのアジア最多本塁打記録は、テキサス・レンジャーズなどでプレーしたチュ・シンス外野手(42)が持っていた。チュは今シーズンKBOリーグでプレーし、今シーズンを最後に現役引退した。