数か月前には廃業を検討
「(企業)案件なしでは食っていけないレベルで。これが数か月続いていて」「本当に赤字です。全然冗談じゃない。笑えないレベルです」とこうへいさん。企業案件はYouTuberにとって重要な収入の柱であるものの、再生回数ベースで値段交渉が行われることから「再生回数が取れていない僕らに来る案件っていうのは小さなもの」とし、「それでも有難いんですけど。とてもそれを合わせても食っていけるレベルではないという感じですね」と説明した。
さらに、こうへいさんは「これは語弊があるかもしれないんですけど」と前置きした上で、「サラリーマンとして働いたほうが気持ちとしては完全に楽だよね」「働いた分ちゃんとお給料が出るわけですから」とも話した。テロップで「※仕事として楽という意味ではありません」と注釈を入れつつ、「もちろん、労働の質という意味ではどっちが大変かは人それぞれだと思うんですけど、ただ労働する気持ちとしては今の僕たちは働いても働いてもお金が入ってくるかどうかわからない現状なので」とぼやいた。
また、こうへいさんは「僕は本当に数か月前にみずきに『もう(YouTuberを)やめよう』と言いました」とも。働いても収入が得られるかどうか不透明な状況が続くのであれば「普通に働いたほうがいいのでは?」という気持ちに傾いていたものの、2人で話し合った結果、活動を続けることにしたのだという。そのように決断した理由は、チャンネル登録者をここまで努力して積み上げてきたことに加え、こうへいさんは、応援してくれている視聴者に「自分たちの物語がハッピーエンドで完結する姿をYouTubeでお届けしたい」と述べた。