今季加入の外国人野手2人が大誤算
助っ人外国人が戦力になかったことも大きな誤算だ。
新加入のシェイク・シャイナーは12試合出場で打率.133、1本塁打、5打点。左手首負傷で今季中の復帰見込めなくなったため、9月20日にシーズン途中で退団が決まった。
マット・レイノルズも開幕2試合で4打数無安打に終わると、左肩痛で早々と登録抹消に。6月20日に左肩の手術を行い、28日に契約解除となった。
スポーツ紙デスクは、
「出場している選手は精一杯頑張っているが、チーム力に限界を感じました。打線に怖さがないし、選手層が薄い。来季のチーム編成は外国人選手の補強がポイントになる。日本で実績十分のダヤン・ビシエドが中日を退団するようなら、獲得に動くべきです。レギュラーとして考えていなくても、今年のように助っ人がまったく働かない時は頼りになる。日本人枠で起用できますし、仮に年俸5000万円以下で獲得できるなら価値があります」
と指摘する。
9月以降の悪夢を、来季の糧にできるか。(中町顕吾)