アイドルグループ「Snow Man」が2024年11月から12月末まで行うドームツアー「Snow Man Dome Tour 2024 RAYS」のチケットが120万円で売られている――。そんな情報が9月下旬、Xで投稿された。
Snow Manが所属するSTARTO ENTERTAINMENTはこの事態をどう対応しようとしているのか。方針を聞いた。
定価の約123倍、約82倍で売り出されたチケット
Xで大きく話題を集めたのは、チケットのリセールサイト「チケット流通センター」に掲載されたSnow Manのツアーチケットの値段だ。投稿したユーザーのスクリーンショットによると、12月27日「京セラドーム大阪」(大阪市西区)のチケットが1枚120万円で2枚出品された。1枚80万円で2枚出品されているものもある。正規に売られている会員チケットは1枚9700円のため、120万円で出品されているものは約123倍、80万円で出品されているものは約82倍で売られていることになる。
高額転売を指摘する投稿には「こんなん逮捕案件でしょ 怖すぎます」「120万って正気?」「高額転売者、買う人も売る人も全員捕まりますように」といった声が寄せられた。
27日現在、チケット流通センターでSnow Manのドームチケットを「高い順」で検索すると、120万円や80万円の取引は見当たらない。削除されたか、取引が完了したとみられる。この時点で最も高額なチケットは11月9日「大和ハウスプレミストドーム」(札幌市豊平区)の1枚20万円のチケット2枚だ。
STARTO ENTERTAINMENTは9月5日、公式サイトで「チケット流通センター」の運営会社に対しチケットを高額転売目的で出品する人物らについての発信者情報開示請求をしたことを報告している。それを踏まえた上で、今回の事態を事務所はどう認識しているのか。担当者は27日、J-CASTニュースの取材に対し、「今回の公演に限らず、高額転売の状況は常に注視しております」と回答。