河野太郎氏は「なんとなく嫌な雰囲気をまとっていた」、橋下徹氏分析 自民総裁選・前回2位→まさかの9人中8位に

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   自民党総裁選が2024年9月27日に行われ、石破茂元幹事長が当選を果たした。21年の前回の総裁選で得票数2位だった河野太郎デジタル相は、今回は候補者9人中8位という結果に終わった。元大阪府知事の橋下徹氏はXで、河野氏の敗戦の理由を分析した。

  • 橋下徹氏(2015年5月撮影)
    橋下徹氏(2015年5月撮影)
  • 河野太郎氏(2021年9月撮影)
    河野太郎氏(2021年9月撮影)
  • 新総裁・石破茂氏(2023年1月撮影)
    新総裁・石破茂氏(2023年1月撮影)
  • 橋下徹氏(2015年5月撮影)
  • 河野太郎氏(2021年9月撮影)
  • 新総裁・石破茂氏(2023年1月撮影)

河野氏は「改革を実行したから支持が離れただけではない」

   前回の総裁選では、1回目の投票は河野氏255票、岸田文雄首相256票と1票差。決選投票では河野氏170票、岸田首相257票だった。うち都道府県連票は、河野氏が39票、岸田首相8票と、河野氏が多く得票していた。

   しかし、今回の総裁選では決選投票への選出もかなわず、8位に終わった。得票数は30票(国会議員票22、党員票8)。なお、決選投票に進んだ石破氏の1回目の得票数は154票(国会議員票46、党員票108)、高市早苗氏は181票(国会議員票72、党員票109)だった。

   橋下氏はこの河野氏の失速を指摘する記事を引用し、「これまでの政治が解決できなかった日本の課題を直言し、国民にとっても厳しい改革案を提示した」と指摘。「改革を実行したから支持が離れただけではない。なんとなく嫌な雰囲気をまとっていた」と評した。

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