今オフFA戦線、権利行使すれば争奪戦「必至」の捕手 高木豊氏が注目「手を挙げたら面白い」

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    プロ野球横浜ベイスターズ、日本ハムでプレーした野球解説者の高木豊氏(65)が2024年9月24日までにユーチューブを更新し、今オフのフリーエージェント(FA)戦線に関して、独自の見解を示した。

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「他球団は甲斐の経験値を買う」

    動画では、今シーズンまでにFA権を取得したセ・パ両リーグの12選手をピックアップ。高木氏がそれぞれの選手の実力を分析し、今オフの動向を独自に予想した。

    高木氏が、今オフ注目の選手として名を挙げたのは、次の12選手だ。

    大城卓三捕手(巨人)、高梨雄平投手(巨人)、大野雄大投手(中日)、松葉貴大投手(中日)、甲斐拓也捕手(ソフトバンク)、九里亜蓮投手(広島)、梅野隆太郎捕手(阪神)、坂本誠志郎(阪神)、大山悠輔内野手(阪神)、唐川侑己投手(ロッテ)、西野勇士投手(ロッテ)、佐野恵太外野手(DeNA)。

    上記の中で、高木氏が「手を挙げたら面白いなと。どんなことになるのかなというのはある」としたのが、甲斐だ。

    番組アシスタントから「(甲斐が)仮に手を挙げたらどんなことになる?」と問われると、高木氏は次のように答えた。

    「(他球団が)絶対接触はしてくる。なぜかというと、優勝を何回も経験している。そういう経験値を買うという。だから、甲斐は争奪戦になる可能性はある。(ソフトバンクが)他に行かせたくないというのもある」

「大城は巨人にずっといれば間違いないと思う」

    そして、甲斐がFAを宣言した場合のソフトバンクの対応にも言及した。

    「例えば何年で何十億円という契約を他球団が出すとしたら、ソフトバンクがそれよりも、それプラスいくらというのを出してくると思う」

    甲斐は今年4月に国内FA権の資格取得条件を満たした。スポーツ紙の報道によると、甲斐は昨オフの契約更改で、球団から複数契約の打診を受けたが、単年契約を結んだという。

    また、高木氏は大城の今オフの動向に言及。大城は今シーズン、捕手と1塁の守備を兼任し、93試合に出場して打率.255、3本塁打、26打点を記録している。

    高木氏は大城の今後について、「大城がどういうキャリアを踏んでいきたいか」とし、「巨人にずっといれば間違いないと思う。例えば阿部監督は、キャッチャーでも使うし、ファーストでも使う。そういう大城の活かし方をしていくと思うが、仮に中日に行くとしたら。キャッチャー1本で。『もう任せたよ』と言うことになる可能性もある」との見解を示した。

    そして、こう続けた。

    「大城のあのバッティングを巨人がキャッチャー以外でバッティングと考えると必要。だから多分引き留めるというか、そういうことをするだろうと思う」

    今シーズンは多くの選手がFA権を取得しており、オフの動向に注目が集まる。

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