立憲・枝野氏次男は「地下アイドル追いかけている」、臨時党大会で明かす 実は自分も「土砂降りの日比谷の野音」に参戦

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   野田佳彦元首相(67)が立憲民主党の新代表に選ばれた2024年9月23日午後の臨時党大会で、代表選に立候補していた枝野幸男元代表(60)のエピソードに、会場が一瞬ざわつく場面があった。

   次男が「地下アイドルを追いかけている」という内容だ。永田町有数の「アイドルオタク」として知られる枝野氏ならではのエピソードで、代表選期間中の演説でも言及。「子どもに付き合って」と断った上で、自分も「土砂降りの日比谷の野音」に出かけたことを明かしている。

  • 1回目の投票の前に演説する枝野幸男元代表。次男は「誰に似たのか、地下アイドルを追いかけています」
    1回目の投票の前に演説する枝野幸男元代表。次男は「誰に似たのか、地下アイドルを追いかけています」
  • 1回目の投票の前に演説する枝野幸男元代表。次男は「誰に似たのか、地下アイドルを追いかけています」

代表時代は「なかなか(子どもと)触れ合う気配がなかったんですが」

   枝野氏は臨時党大会の演説で、子育てをする人、農家、奨学金をする若者など、経済的に苦労する人々に言及した上で、「私自身、双子の高校生を持つ父親です」と切り出し、自らの家庭環境について触れた。長男と次男が置かれた環境に関する内容だ。

「次男は誰に似たのか、地下アイドルを追いかけています。長男は軽度の知的障害があり通信制高校で学んでいます。先日1人では外出もままならなかった長男が初めて親の手を離れ2泊3日のスクーリングに出かけていきました。我が子の成長を嬉しく思うとともに、いつか私がいなくなった後、彼らは、特に障害を持つ長男がこの社会で、無事生きていけるだろうか、不安がよぎります」

   意外な内容に会場が一瞬どよめいたが、枝野氏が選挙戦の中でも披露していたエピソードでもある。9月17日に大宮駅前で行った演説では、党大会よりも踏み込んで、自分が現場に「参戦」したことも明かしている。

「なかなか(子どもと)触れ合う機会がなかったんですが、(代表を退いてからの)この3年間は、次男は誰に似たのか、地下アイドルの大ファンで、子どもに付き合って土砂降りの日比谷の野音(日比谷公園大音楽堂)で付き合ったこともあります」

「ソラシドエア」機内から「ちゃんと日向坂46の新曲をフォローしていこうと思っています」

   枝野氏の代表時代には、定例会見でAKB48グループや「坂道」グループなど、アイドルに関する質問がたびたび出たほか、着メロに設定していた乃木坂46の楽曲「夜明けまで強がらなくてもいい」(19年発売)が誤って会見場に流れたこともあった。

   代表選期間中の24年9月9日にも、宮崎から羽田に移動する「ソラシドエア」機内で撮影した動画で、宮崎県が本拠地のソラシドエアと、同県でコンサートを開いた日向坂46がコラボしたことに触れて、

「ちゃんと日向坂46の新曲をフォローしていこうと思っています」

などと話していた。

(J-CASTニュース編集委員 兼 副編集長 工藤博司)

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