人気YouTuber「EvisJap」、グループ名が理由で広告付かず 損失額は「家買えてる」...改名候補を発表

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   チャンネル登録者数67万人超の人気YouTuberグループ「EvisJap(えびすじゃっぷ)」が2024年9月17日に公開した動画で、グループ名を理由に改名することを発表した。

   動画の冒頭、同グループのリーダー・フジさんは単刀直入に「この度、僕たちは改名します」と、5年以上名乗り続けたグループ名を変更すると切り出した。「改名はほんとはしたくない」とする一方、「あまりにも改名するメリットがあり過ぎる。逆に改名しないデメリットが大き過ぎる」と説明した。

  • 「EvisJap」のYouTube動画より
    「EvisJap」のYouTube動画より
  • フジさんのX(@FUJI_EVISJAP)より
    フジさんのX(@FUJI_EVISJAP)より
  • 「EvisJap」のYouTube動画より
  • フジさんのX(@FUJI_EVISJAP)より

「Jap」がGoogleのコンプライアンス的に問題に

   改名を決めた一番大きな理由は、広告が付かないからだという。フジさんによれば、「EvisJap」の「Jap」が、YouTubeを運営するGoogleのコンプライアンス的に良くないと判断され、このワードを文字で表記したり、声に出したりするだけで、広告が?がされてしまうとのこと。広告は以前から剥がされ続けていたものの、最近になってGoogleがその理由を開示してくれるようになり、判明したという。

   そこで、広告が剥がされた125本の動画により、どれくらいの広告費を失ったか計算したとのこと。フジさんは「皆さんどのくらいだと思いますか? 僕たちが今までで剥がされた広告の量、広告の額」と問いかけた。そして「正解発表します。我々が今まで剥がされた広告の合計は約6000万円です」と明かし、「家買えてるからね、6000万円は」とつぶやいた。

7つの改名候補に投票呼びかける

   改名をする2つ目の理由は「コラボ先に迷惑がかかる」。フジさんによると、3組ほどのコラボ先から「タイトルに名前を入れるだけで広告が剥がれました」との報告を受けたそう。3つ目の理由は「クライアントの案件がNGになるから」で、海外の大手クライアントに友人が提案してくれた時も、グループ名がネックとなって流れてしまったことがあるという。

   フジさんは「活動するにあたってデメリットがとても大きい。昔は大丈夫だったんですけどね。どんどんコンプラが厳しくなるにつれて、うちらのグループ名も受け入れられなくなってきたということで、改名しようという結論になりました」と伝えていた。

   なおどんなグループ名に改名するかは、EvisJapのメンバーが投票箱を持って全国を巡り、「EvisJaq」「EvisJourney」「ニコニコひまわり倶楽部」など7つの改名候補を挙げた上で投票を呼び掛け、票数の最も多い名称に変更するという。

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