米韓プロ野球の大記録達成可否に韓国メディアが注目している。
韓国メディア「トレンド新聞」(ウェブ版)は2024年9月19日、大リーグのロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手(30)と、韓国プロ野球(KBO)KIAタイガースに所属するキム・ドヨン内野手(20)の特集記事を公開した。
「大谷の歴史的な挑戦は大リーグの最大の関心事だ」
前人未到の50本塁打、50盗塁を目指す大谷は19日のマーリンズ戦に「1番・DH」で出場。第1打席でレフト前ヒットを放ち出塁すると、すぐさま49個目の盗塁を決めた。これで48本塁打・49盗塁に到達し、「50-50」に前進した。
一方、韓国の新星キムは、18日時点で37本塁打、39盗塁を記録。プロ3年目の今シーズンは打撃部門で上位の成績を収め、打率.344はリーグ3位、37本塁打は2位、107打点は7位につける。
韓国では大谷の人気は非常に高く、複数のメディアが連日、大谷のプレーを詳細に報じている。国内リーグでは、20歳のキムの躍進に注目が集まり、大谷の「50-50」とともに、キムの「40-40」への関心が高まっている。
このような状況の中、「トレンド新聞」は「大谷50-50 VSキム・ドヨン40-40...どちらが先か?」とのタイトルで記事を展開した。
記事では「大谷は『50-50』について『プレッシャーはない』と淡々としているが、彼の歴史的な挑戦は、現在大リーグの最大の関心事だ」とし、キムの現状に言及した。