「なるべく見やすい高さにと考えて貼ったと聞いています」
若狭本郷駅の管理を受託するおおい町観光協会は9月17日、公式Xで「9/15(日)における『小浜まい』展示パネル取扱いのお詫びについて」と題するお知らせを出した。
そこでは、若狭本郷駅に展示してある小浜まいのパネルの取り扱いについて、火祭りで応援に駆けつけたJR西日本のスタッフが客対応のために急きょ使用したと説明した。しかし、「他に方法があった、またキャンペーン期間中であるにもかかわらずファンの皆様を軽視するような形で使用された」とし、観光協会の管理不行き届きだと認めた。そのうえで、「今回、ご不快な思いをさせてしまったすべてのお客様ならびにファンの皆様に、改めてお詫び申し上げるとともに、今後は、二度とこのようなことがないよう再発防止に努めてまいります」などと謝罪した。
キャラの顔に貼り紙をしたことについて、JR西日本金沢支社の広報担当者は18日、J-CASTニュースの取材に対し、応援に行った同社社員の行為だと認めたうえで、こう説明した。
「当初は、臨時精算所に案内を出しておらず、分からずに素通りしてしまうお客様も見受けられたため、弊社の社員が急きょ案内を作って場所を深く考えずに貼ってしまいました。高さのあるパネルがこれしかなかったため、なるべく見やすい高さにと考えて貼ったと聞いています」
貼り紙は、2時間半ぐらいして、その日のうちにはがしたという。
「顔に貼るのは、配慮に欠けている行為であり、社員本人も反省しています。ご迷惑をおかけして、大変申し訳ありませんでした。同じことが起きないように、周知徹底したいと考えています」
(J-CASTニュース編集部 野口博之)
【9/15㈰における「小浜まい」展示パネル取扱いのお詫びについて】 pic.twitter.com/iWdcx8WHm3
— 福井県若狭おおい町観光協会 (@Ohi_Tourism) September 17, 2024