地方の野球選手は「会いにいけるアイドル」
そして、もうひとつの要因として、選手の「アイドル化」を指摘。記事では「サムスン・ライオンズ、KIAタイガース、ロッテ・ジャイアンツなど地方チームのスター選手に関しては、『会いに行けるアイドル』という感覚だ」とした。
この他に、元大リーガーのリュ・ヒョンジン投手(ハンファ・イーグルス、37)の国内復帰と、新たなスーパースター候補のキム・ドヨン内野手(KIAタイガース、20)の出現も、観客動員につながっていると分析した。
リュは、ロサンゼルス・ドジャース、トロント・ブルージェイズで通算10年プレーし78勝を記録。19年には防御率2.32をマークし、最優秀防御率のタイトルを獲得した韓国のレジェンドだ。24年シーズンから古巣のハンファ・イーグルスでプレーしている。
一方の20歳のキムは、韓国プロ野球のスーパースター候補として注目されている。プロ3年目の今シーズンは16日時点で、打率.345、37本塁打、105打点を記録。打率はリーグ3位、本塁打は2位につけている。
「スポーツ朝鮮」は、このような状況を踏まえた上で、「ハードファン、ライトファン、両方を満足させたシーズンという評価だ」と分析した。