2021年12月に急逝した俳優の神田沙也加さんの元恋人で俳優の前山剛久さんの復帰作の舞台について、芸能プロダクション「ZETT」に所属する俳優2人が出演を辞退することになった。24年9月13日にZETT公式サイトで発表した。
11月の舞台で3年ぶり復帰予定
前山さんをめぐっては、生前の神田さんに暴言を吐いていたなどと「週刊文春」が報じた。22年1月に心身の不調の「治療に専念する」として活動休止を発表し、同年6月に所属事務所を退所。24年8月28日に「週刊女性PRIME」に公開されたインタビュー記事では、芸能界復帰への意欲を語っていた。
その後、前山さんは9月7日にインスタグラムで、11月7日に開幕する舞台「ある日の通り雨と共に」に出演することを告知していた。
13日にZETTは、同舞台に出演予定だった元AKB48の俳優・高橋彩香さんと、俳優の湯田陽花さんの出演辞退を発表した。具体的な理由は明かされず、「弊社所属タレントの舞台、イベント、各種芸能案件の出演・辞退につきまして、事務所の決定によるもので所属タレントの判断ではございません」と説明している。「事務所の決定」だと強調している。
Xでは、前山さんの出演が辞退の理由ではないかとして、「これは事務所英断と言わざるを得ない・・・」「共演なんてしたらタレントがとばっちり貰いそうだし辞退させた事務所は素晴らしい」「今後、特にSNS上で非難を浴びる可能性もあるので、タレントさんを守るための判断なのだと思います」など、ZETTを称賛する声が寄せられている。