「どちらが正しいといったことはない」
川上氏は24年9月12日、宮崎監督と川上氏の動画を拡散する投稿を引用し、「これ、半年に1回ぐらい、だれかが再投稿して、1000万以上再生ぐらいされるの続いているんですが、そろそろ終わって欲しい」とXでコメント。
また、ドキュメンタリー番組が放送された当時、川上氏が書いた16年11月16日のブログをあらためて取り上げた。ブログ内で、川上氏は「まず、あのシーンにおいて、どちらが正しいといったことはないと、僕は思っている。それぞれ違う考え方、違う感じ方を持つ別々の人間であるというだけの話だ」との見解を示した。
だが、「僕が『ある人』を不快にさせることを、『ある人』のテリトリーでやってしまったということだ。それについては全面的に僕の失敗であり落ち度だ」との反省もつづった。その後、こう振り返っている。
「おそらくは否定的な反応だろうというのは事前から予想はしていたが、まあ、なんらかのヒントや刺激になれば十分だぐらいに思っていたのだが、想定していたよりも、かなり、めちゃくちゃ怒られた」
最後に、「放送ではめっちゃ怒られていたが、もちろん、僕は今でも毎週月曜日は、僕を怒ったひとの会社に出社している。まるでジブリのように素敵で暖かい職場だ。むしろジブリそのものといってもいい。特に最近は怒られることもなく平和に暮らしている」と締めくくっていた。