石破氏は「長年のイメージ」で存在感
おそらく他の候補者もそうだろう。父親譲りの華やかさを持つ進次郎氏を前に、存在感を示せる政治家は、なかなかいない。
その点で、華やかさではなく、おどろおどろしさ(当然ながら、褒め言葉だ)でアピールするのが、石破茂元幹事長(67)。
何を考えているか、一見するとわからない。しかし、旧態依然とする現状を変えるのは、それくらいの人物でないとダメだと感じる節もある。
しかしそれは、「太田総理」(日本テレビ系で2006?10年に放送された「太田光の私が総理大臣になったら...秘書田中。」)あたりから、下野時代もふくめて長年培ってきたイメージだ。出馬表明からの3週間弱で、新たに築いたものではない。