「ツンリゼ」急きょ終了の経緯が明らかに 編集部の「調整力不足」「不備」で問題続出、原作者&漫画家に同情の声

「全てのネームを期日までに提出」で継続に合意→作家が体調不良に

   こうした状況から、4月末に原作の恵ノ島さんから原作使用許諾契約の契約期間満了での終了の通達があった。問題を解決するため、編集部が「当編集部担当者の交代、再発防止の徹底、最終回までの全てのネームを期日までに提出」といった内容の誓約書を提出し連載継続の合意を取り付けるも、作画担当の逆木さんが「体調を崩し、条件を満たすことが難しく破談に至った」という。

   連載終了にあたって、「今回のコミカライズ連載終了と原作使用許諾契約終了についてはすべて当編集部に責任があり」と責任を認めた。

   作品の結末は原作版小説を通じて確認してほしいとし、「当編集部ではこのたびの件を重く受け止め、今後は読者様と作家様に対してより一層誠実に向き合う姿勢で作品作りに励んで参ります。大変申し訳ございませんでした」と謝罪した。

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