版元が警告...ベルセルク、海外でのアニメ製作の告知に「許諾しておりません」 使用映像は「無許可のもの」

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   白泉社が漫画「ベルセルク」公式Xアカウントで、同作のアニメ製作を告知しているXアカウントおよびサイトがあるとして、これについて許諾していないと注意喚起した。

  • ベルセルク公式X(@berserk_project)より
    ベルセルク公式X(@berserk_project)より
  • ベルセルクのアニメ製作を告知する「Studio Eclypse」のサイトより
    ベルセルクのアニメ製作を告知する「Studio Eclypse」のサイトより
  • ベルセルク公式X(@berserk_project)より
    ベルセルク公式X(@berserk_project)より
  • ベルセルク公式X(@berserk_project)より
  • ベルセルクのアニメ製作を告知する「Studio Eclypse」のサイトより
  • ベルセルク公式X(@berserk_project)より

英語や韓国語などでも投稿

   ベルセルク公式Xは、アニメ製作を告知しているXアカウントとサイトのURLとともに、「著作権者である三浦建太郎(スタジオ我画)は許諾しておりません。また、使用されている映像も無許可のものです」と説明した。英語や韓国語などでも同様の内容を投稿している。

   問題になっているXアカウントとサイトは海外のものとみられ、「Studio Eclypse」を名乗っている。サイト内にはクラウドファンディングのページもあり、そこでは「アニメスタジオが無視してきた、愛情を込めてできる限り最高の品質で制作するというただ一つの思いにより、アニメファンによって設立された」と説明されている。

   サイトでは、ベルセルクのアニメ映像やイラストとともに、「エピソード1 2025年夏公開予定」と告知している。また、「進撃の巨人」のイラストもあり、「レクイエム理論に基づいた人気の『もしも』のシナリオを『進撃の巨人』に採用」との説明も記載されている。Xではベルセルクのアニメ製作の進捗の報告や、所属するアニメーターが描いたとするイラストをリポストしている。

   ベルセルクは、1989年から続く漫画。移籍を経て現在は雑誌「ヤングアニマル」で連載されている。原作の三浦建太郎さんは21年5月に亡くなっているが、親交のあった漫画家の森恒二さんが監修し、現在も続いている。

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