開発元「制作サイドに誘導されて発したコメントが使われる始末」
騒動を受け、クリプトン社代表取締役の伊藤博之氏は当時、公式サイトでお詫びを発表している。
「弊社社員が事前に弊社側で用意した原稿を元にコメントさせていただきました」としつつ、「フタを空けると、こちら側で伝えたかったコメントの代わりに、取材時に制作サイドに誘導されて発したコメントが使われる始末。また『初音ミク』の本領を発揮する歌声が殆ど紹介されないという、本当に残念な内容。。。」と当初の予定とは異なる内容に編集されていたと説明した。
その上で、「計らずもマスコミに対する認識の甘さが露呈する形となってしまいました」として謝罪を行った。
今回の番組終了報道を受け、当時を思い出したというユーザーが少なくないようだ。Xでは、今でも納得がいっていないと憤る声も目立つ。
「初音ミク特集事件はホントに酷かった あの時代まではまだ『オタクはどれだけ笑い者にしてもバカにしてもいい』みたいな空気がテレビ制作側にあったように思う」
「なお、古参のボカロファンは2007年の『初音ミク事件』を未だに許していない(ただし悪いのはアッコさんではなくプロデューサー)」
「トド発言よりもこの時に打ちきりになってたら良かったのに あの時の出演者も製作陣も音楽の世界がどう進化するのかなんて誰も理解できてなかったんだろうなあ」