2024年8月31日、9月1日にかけて放送された「24時間テレビ」(日本テレビ系)で、チャリティーマラソン中に、観客の男性がランナーのお笑い芸人・やす子さんの胸に触れる痴漢行為にあったとして、SNSで注目を集めた。
報道各社によると、日本テレビは並走していたガードランナーが対応したとしている。だが、各社の記事ではどんな対応が行われたか読み取れない。この点を日本テレビに問い合わせたが......。
哺乳瓶のようなものを手にした笑顔の男性がやす子さんに手を......
問題となったのは、やす子さんがゴールに向け公道を走っていた際、残り約400メートルの地点での出来事だ。男性がやす子さんに近づくと、身を乗り出すように手を伸ばし、やす子さんの胸に触れた。男性は哺乳瓶のようなものを手にし、笑顔を浮かべているように見える。
伴走するスタッフが、直前に手を出して男性を制止しようとしたが、道が狭かったのかやす子さんのやや後方を走っていたことから、防ぐことができなかったようだ。やす子さんは一瞬驚いたような表情を見せたが、そのまま走り続けた。
SNSではこの場面が注目され、男性の行為への批判の声が相次いだ。また、番組側は男性に対し何らかの対応をしたのかという疑問の声も上がった。
報道各社によると、日本テレビはやす子さんに向けて手を伸ばした人がいたことを認め、「並走していたガードランナーが対応した」と説明した。しかし、具体的な対応の内容は明かされていない。
日テレが考える、(回答が)「必要な問い合わせ」とは
ガードランナーはどのような対応をしたのか、J-CASTニュースは9月5日に日本テレビに取材を申し込んだが、10日まで回答はない。10日に再度問い合わせたところ、(回答が)「必要な問い合わせ」に関しては回答する旨、伝えられたのみだった。