「少年のような心を持った優しい方ですね。このストーリーを皆さんに伝える喜久子さんも優しい」
添えられた写真の1枚目には、白い半袖シャツに黒いエプロンをかけ、革靴を履いた男性が歩道の脇にしゃがみ込み、青いハンカチの上に置いたセミにペットボトルのお茶を与えている様子が写っている。
2枚目は、青いハンカチの上でペットボトルの蓋に入れたお茶の脇に、1匹のセミが立っているものだった。
自然界で生きるセミは木から直接樹液を吸うことがほとんどであり、残念ながら、人間が水を与えてもうまく飲むことができない場合が多いという。しかし、弱ったセミを見過ごさず優しく手を差し伸べた男性に、ほっこりしたとする声が相次いでいる。
「少年のような心を持った優しい方ですね。このストーリーを皆さんに伝える喜久子さんも優しいと思います」
「残念ながら樹液しか飲まない。だが、鳴いていることから同じ雄として見過ごせなかったのだろう」
「なんと心優しい! たとえベストな手段でなかったとしても、いますぐ、自分の持ち合わせで出来ることを、ただただめいっぱいに。連勤で疲れが溜まっていたのですが、ほっこりしました」
炎天下のある日、道を歩いていると、ジジジジッという音がして、男の方が座り込んでいたので大丈夫かな?と思い近づくと…
— 井上喜久子&スタッフ (@atmanbow_staff) September 9, 2024
瀕死のセミをハンカチに乗せて、ご自分のお茶を飲ませてあげていたようです。… pic.twitter.com/ZLj15StUu9