「刑事事件みたいな形になると思う」
しかし男性社員が改心することはなかったようだ。ラファエルさんによると、男性社員は8月26日に失踪し、翌27日には機材部屋に保管していた、動画の企画で使用する現金200万円のほとんどがなくなっていたという。また、ラファエルさんが経営するカレーパンチェーンの責任者である男性社員は、各フランチャイズ店から収められるお金の振込先を、自分の口座に変更していたとのこと。ラファエルさんは「これヤバない!?これもう、事件やで(笑)」と笑うほかなかった。
ラファエルさんは、「警察沙汰にすることもないんで、連絡をもらえればお金の件だけで大丈夫」としながらも、「ただこのままずっとバックレるんであれば、僕も探し切れないんで。僕とか弁護士だけの能力だけでは。お母様にずっと(横領したお金を)返却してもらうのも気悪いし。その場合は申し訳ないけど、警察の方の力を借りて刑事事件みたいな形になると思うんで」と説いた。
そして「探してもらったら100%会うんで。どっちにしろ自分の力で返さないとダメなんで、先延ばしにしてもしゃあないんで、これを機に連絡もらえればそこの部分を取り下げるんで。それをしちゃうと今後ガチで就職できないんで、本当に人生終わっちゃうんで。お前まだ28(歳)やし。ガチで終わっちゃうから。どういうつもりで盗んだか知らんけど、最後の優しさやと思ってもらえればここは。連絡待ってます。で、僕に連絡する前にまずお母さんに連絡してあげてください」と呼びかけていた。