大リーグのロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手(30)が、特大46号ソロ本塁打を放った。
ドジャースは2024年9月9日(日本時間)、本拠地ドジャースタジアムでクリーブランド・ガーディアンズと対戦し、大谷は「1番DH」で出場した。
飛距離137.2メートルの46号特大アーチ
特大アーチが飛び出したのは5回第3打席。タナー・ビビー投手が投じた2球目のチェンジアップを、ライトポール際へ運んだ。自身のシーズン最多本塁打に並ぶ46号は、飛距離450フィート(約137.2メートル)の特大アーチとなった。
この本塁打で大リーグ通算217本塁打となり、チュ・シンス(韓国、42)の持つ大リーグのアジア最多本塁打218本まであと1本に迫った。
韓国で高い人気を誇る大谷。連日多くのメディアが大谷の特集記事を組んでいる。
韓国メディア「スターニュース」(ウェブ版)は、「大谷50HR目前、アジア人最多HRの主人公が代わる」などのタイトルで記事を展開した。
記事では、韓国の英雄チュと大谷の大リーグでの成績を比較しながら大谷の「偉業」に言及した。
「シーズンキャリアハイの47本塁打を記録すれば...」
大谷はロサンゼルス・エンゼルスで大リーグデビューを飾った18年から今シーズンまで、856試合に出場して217本塁打を記録した。
一方のチュは、05年にシアトル・マリナーズで大リーグデビュー。06年にクリーブランド・ガーディアンズに移籍し、その後シンシナティ・レッズ、テキサス・レンジャーズと渡り歩き、計16シーズン、1652試合で218本塁打を放った。
チュは21年に韓国プロ野球リーグ(KBO)のSSGランダースに移籍。報道によると、24年シーズンを最後に現役引退するという。
記事では「大谷が大リーグ・アジア最多本塁打記録を射程圏内に入れた」とし、「大谷は猛烈に追い上げ、シーズンキャリアハイの47本塁打を記録すれば、チュ・シンスと肩を並べる」と報じた。
前人未到の「50本塁打・50盗塁」に向けてラストスパートに入った大谷。10日からホームのドジャースタジアムでシカゴ・カブスとの3連戦を予定している。
Knock, knock.
— MLB (@MLB) September 8, 2024
Who's there?
Shohei Ohtani's 46th home run, which ties a career high ???? pic.twitter.com/0rVwgNfHK7