委員「かなり問題。結論ありきの調査になってたんだろうなという風に思います」
8月30日に行われた百条委でも、斎藤氏は頑なにパワハラ疑惑を認めなかった。
告発文について「噂話を集めて書いたということは、やっぱり良くない。それを公務員がですね、職務中に公用パソコンでやっていたということは良くない行為」などと主張した。
元県民局長は3月末に定年退職する予定だったが、県は3月27日に定年退職を取り消し、県民局長を解任。元県民局長は4月4日に県職員公益通報制度の窓口に通報したが、県はその対応を待たずに5月7日、元県民局長を抵触3か月の懲戒処分にしている。
こういった経緯については、「(3月)25日の聴取、公用メールのチェックとかを踏まえて、そういった(文書を)作成していたと推定されますけど」などとした。
こうした対応について、委員からは「決裁が終わる前にすでに退職保留が決まってて、それが庁内調査手順に書かれていて、調査の前にそれ(結果)が決まっているという、かなり問題。結論ありきの調査になってたんだろうなという風に思います」との指摘が寄せられた。