これ以上泣くのは「本番にとっておこうと思います」
―― なるほど......!分かりました。最後に松岡さんにうかがいます。いよいよ卒業が9月28日に近づいています。最後のシングル曲です。どんな心境で臨みましたか。
松岡: あと少ししか活動できないので、何か「私はいいんです」みたいな感じだったのですが、スタッフの方が「入ってほしい」と言ってくださって......。
―― 選抜を辞退されようとしたんですか?
松岡:辞退というか、もうあれから(4月に卒業発表してから)「自分はもういいかな」みたいな感じだったのですが、ギリギリで(選抜メンバーに)入れさせていただいたので、素直に嬉しいなと思いつつ、この曲調のシングルもあまりないので、楽しめたらいいなと思っています。
―― 活動終了日にあたる9月28日には福岡サンパレス(福岡市博多区)で卒業コンサートか予定されています。8月24日の配信によると、リハーサルで「はなさんが急に両手で目を押さえて下向いちゃった」(北川陽彩(ひいろ)さん=20)ため、出演者も「もらい泣き」したそうですが、どんな心境だったのでしょうか。
松岡: リハーサルが始まって2日目ぐらいだったのですが、結構出来上がってきていて、少し「通し(稽古)」のような感じでした。周りがみんな(自分を)見ている感じで、なんかめちゃくちゃ寂しくなっちゃって......。みんなが見ていると泣いちゃいますね。でもちょっと早すぎたので、これからは控えようと思います。本番にとっておこうと思います。
―― 松岡さんは、19年4月に開かれた指原莉乃さん(31=19年卒業)の卒業コンサートでは、涙が枯れ果てたようになっていましたが、「3-2」発売時の20年4月掲載のインタビューでは、「全然泣かなくなって、自分自身の気持ちも強くなった」と話していました。自分の番が回ってくると、やはり涙腺は緩みますか。
松岡: 泣かないと思ってたんですよ。卒業生も、みんな結構泣かないんですよ。なのに泣いちゃって、ちょっと恥ずかしいんですけど......。やっぱり寂しいですね。
―― コンサートはどんな内容になりそうですか。
松岡: 思い出を振り返る感じの内容で、昔を思い出しつつ楽しんでいただけたらと思います。