経営者が若いほど、「攻め」の経営姿勢がみられる
――なるほど。ところで、【図表4】の代表者年齢別の経常利益率の表とグラフが非常にわかりやすくて面白いです。これをみると、高齢になるほど経常利益率が右肩下がりになる傾向が明確です。
この理由は何でしょうか。ズバリ、経営者は若くて元気があるほどいいということでしょうか。
担当者 前述のとおり、高齢の経営者は長期的な設備投資や経営改善に消極的になりやすく、環境変化への対応が進みにくいことが挙げられます。
20年から23年の推移をみると、経営者が若いほどトップラインの伸びは大きい傾向がみられますので、経営者が若いほど、「攻め」の経営姿勢がみられる企業が多いと思います。
(J‐CASTニュースBiz編集部 福田和郎)